金剛農園について

金剛農園は、熊本県八代市の山間部にある、小さな柑橘農園です。
圃場の面積は約20アール。祖父の代に甘夏が植えられ、現在は樹齢が半世紀を超える木々を中心に栽培を行っています。
主な品種は甘夏で、ほかに晩白柚・八朔・ザボンも少量育てています。

山に囲まれたこの場所では、シカなどの野生動物が身近な存在です。
そのため、甘夏の木は下部の新芽が食べられやすく、一般的な柑橘とは少し違う樹形になっています。
金剛農園では意図的に枝を上へ伸ばし、果実を樹の上部につける形で育てています。

柵などで完全に隔離する方法もありますが、私たちは山の環境の一部として共存する道を選びました。
圃場に残るシカの糞は、結果として土を豊かにする肥やしにもなっています。

また、農薬や化学肥料を使わずに栽培しています。
これは人にとって安心である一方、樹にとっては病害虫のリスクが高い方法でもあります。

しかし、金剛農園の圃場は、伐採によって樹と樹の間隔が広く、風通しの良い環境になっています。
さらに、果実を樹の上部につける樹形のため、湿気がこもりにくく、病害虫の発生が抑えられやすい構造です。

山間部に位置するため、台風や強風の影響も比較的少なく、袋がけなどの手作業もしやすい環境にあります。
こうした条件が重なり、農薬を使わなくても、安定した品質の甘夏を育てることができています。

屋号金剛農園
住所熊本県八代市敷川内町2972
代表田中良和
屋号開業日2023年1月4日
圃場の開拓年1950年代
圃場の面積20アール(2000m2)
栽培品種甘夏 その他(晩白柚・八朔・ザボン)
柑橘の本数140本程